めずらしくまじめな話をします。 | 東進ハイスクール練馬校|東京都

校舎からのお知らせ

2017年 10月 15日 めずらしくまじめな話をします。

こんにちは。担任助手の渡邊です。

 

今週は、練馬校のスタッフが
「担任助手になった理由」
をお送りしています。

ということで、僕も食べ□グはお休みして、
自分の担任助手観について少し書こうと思います。

あえて担任助手「観」としたのには理由があります。

読者のみなさんには少々昔話にお付き合いいただければ幸いです。

 

 

受験生時代の僕は全く嫌なやつで(今も多分にそうですが笑)、
ろくに担当のスタッフの話も聞かず、
「点数さえ取ってやればいいんだ」というスタンスでした。

そのような僕にとって、担任助手というのは言ってしまえば
自分のやりたい勉強を邪魔する存在、不要な存在でした。

今一つピンと来ない人のために具体例を少し。

たとえば向上得点という概念、
努力量よりも実際の成果を評価する方が健全に決まっています。

たとえば朝登校の促進、
校舎に早く来て勉強することがそんなに偉いのでしょうか。

他にも数え上げればキリがありません。

こんな有様だったので、当然担任助手になる気など毛頭なく、
当然お呼びもかからないだろうと思っていました。

 

時は流れ、高3の3月。果たして僕は第一志望校に合格しました。

「そうは言っても籍を置かせてもらったのだ。挨拶くらいするのが筋だろう」

そう思って訪ねた練馬校の受付で、思いがけず飛び込んできたのです。

「担任助手にならないか?」という言葉が。

 

あれほど嫌っていた担任助手という存在。よもや自分がその立場になろうとは……

その時、未だに信じがたいような不思議な感覚が僕を襲いました。

「担任助手、やってみたい」

いや、より正確にいうならば、「壊してみたい」というべきでしょう。

「東進の力に頼らずとも、俺の方法論で受からせてやる」

本音はそこにあったのかもしれません。

 

かくして僕は担任助手(の姿をした何か)になったわけですが、
いざこの世界に身を投じてみて、
今までの自身の浅はかさに気づかされない日はありませんでした。

先ほどの例に即していえば、

向上得点は、一朝一夕に成績が伸びない中でモチベーションを維持するためのツール。

朝登校は、勉強時間を有意に確保するための手段。

自分の受験生時代に気に食わない声掛けがあったのなら、
相手の立場を考えて自分なりに工夫してやればよい。

受かるための方法論は自分で考え抜かなければ身につかないなんて、
とうの昔に気がついていたはずなのに……

 

担任助手の仕事の本義は、極限まで噛み砕いていえば

「生徒の成長の手助けをする」

所にあります。

僕は愚かにも、この事実に気づくのに1年余りを費やしてしまいました。

生徒に対して直接的(技術的)な指導をするならばいざ知らず、
コーチングという部分にとどまるのであれば、そのアプローチは無数に存在しえます。

多様なあり方が存在するからこそ、根本を否定するところから入るのではなく、
東進が示す大枠に自分の強み、個性を乗せ、融合させて発信する。

「型があっての型破り」とは実によく言ったものです。

 

この知見を得て以来、僕は東進を否定することをやめました。

その代わり、東進生ならではの強みを生かし、かつ他の東進生にも打ち負けない、
そんな受験勉強を目指して生徒と一緒に考えることを課題としています。

幽霊スタッフなのであまり校舎にいませんが笑、もし時間があったら
こんなちょっと哲学的な話もできたらな、と思っています。

 

 

最後に、今日の内容は他のスタッフが書いた内容とは一線を画すものだと思っています。

なぜ、こんなネガティブキャンペーン一歩手前の挑戦的な内容なのか。

ここまで粘り強く読んでくださったみなさんならもうお分かりだと思います。

「東進生である」ことと「東進が好き」なことは同値ではありません。

一般に、担任助手を志願する生徒の多くは少なからず東進に帰属意識を持っているものですが、
そうであることは担任助手の必要条件ではありえないのです。

多様なバックグラウンドを持つ者が集まることで、組織は厚みを増し、
強大にして多面的な力を持ちうるようになります。

そして、その力の発生は、個人の目指す所に到達するための手助けになりえます。

確かに、飲食業でも対人コミュニケーションスキルは身につくでしょう。

同じ教育産業でも塾講師や家庭教師の方が割が良いことはいうまでもありません。

しかし、それらの利得を補って余りある気づき・経験をこの仕事からは得ることができます。

 

かつての僕がそうであったように。

 

ぜひ、騙されたと思ってこの世界に飛び込んでみてください。

個性的なみなさんと同じ目線に立つことのできる日を楽しみにしています。