彼の罪はどのようなものか? | 東進ハイスクール練馬校|東京都

校舎からのお知らせ

2016年 11月 27日 彼の罪はどのようなものか?

こんにちは!

カストロ死去のニュースで
つい教科書を読み返してしまった元世界史勢、松崎です!

ちなみに
カストロ氏と一緒に革命を起こしたチェ・ゲバラは
個人的にイケメンだと思うので
世界史に興味のない方も調べてみてください笑

さて今回は、
私が毎週木曜に受けている刑法の授業で学んだ、
興味深い判例をご紹介します!

 
法学部ではこんなこともやるんだな、
と参考にしていただければ嬉しいです!

法学部を全く考えていない人も、
事件としてけっこう衝撃的な事案なので
飛ばさないで読んでみてください笑

事件の内容は、

お金に困っているスナックのホステスAが、
当時12歳の息子Bに
「スナックのママCのところへ行って、
覆面をしてエアガンを突きつけてお金を取って来い」と
指示した。
Bは最初断ったが説得されて
Aからもらった
エアガンと覆面を持ちスナックへ行き、
指示通りCを脅迫したほか、
自らの判断で出入口を封鎖・Cをトイレに閉じ込めるなどし
現金40万1000円およびショルダーバッグを強奪した。

この件では、息子Bが母親とともに
正犯(中心となり犯罪をした人)となるのか、
間接正犯(直接犯罪行為は行ったが中心的でない人)になるのか
ということが問題です。

12歳という年齢は、まだ罪は問われませんが
正しいこと、正しくないことを判断する能力はあると考えられます。
また、BはAに脅迫を受けたとは言えず、
最終的に自分の判断で強盗を決意、
また臨機応変な対処をして完遂しています。
よって間接正犯は認められず正犯です。

そのため、このケースでは14歳未満なので
責任は負いません
行為は強盗の定義に当てはまり、かつ違法行為なので、
これはBの正犯としての犯罪となります。
(カッコいい言い方をすると、構成要件に該当し違法

面白かったですか?
難しく感じる人もいるかも知れませんね笑
でも、少しでも知ってみたい、面白そう!と思った人は、
法学部、向いているかもしれません!
ぜひご検討を^^