ブログ 2024年07月の記事一覧
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こんにちは。担任助手1年の草野です。夏休み、しっかりと勉強時間を取ることはできているでしょうか?
さて、今回はほとんどの国公立大学の一般入試に課される、「二次試験」の特徴についてご紹介します!
ほとんどの国公立大学では、共通テストを1次試験とし、その上で大学独自の2次試験が課されます。つまり、この2回の試験の総合評価で合否が決定するわけです。そのため、共通テストを受験すること、かつ各大学が課す共通テストの全ての受験科目を受験していることが出願の必須条件となります。
国公立大学では前期・後期、一部の公立大学では前期・中期・後期に日程を分けて2次試験が実施されます。各回1校ずつ出願する形ですので、最大で合計3校受験することができます。
出願期間は前・中・後期全て同じで、2025年度は1月27日〜 2月5日の予定となっています。例えば、前期の合否を確認してから後期の出願校を決定する、などはできないので、この点には注意が必要です。
出願期間終了後、志望倍率が予定倍率を超えた場合、二段階選抜が行われます。共通テストの得点が高い順から、予定倍率を超えない範囲で合格者が決定されます。この二段階選抜に
合格していなければ、2次試験を受験することはできません。俗に「足切り」と言われる制度ですね。
ここまでの段階を踏めば、あとは2次試験の受験日・合格発表日を待つのみです!
2025年度入試の各日程は以下の通りです。
前期:試験日2/25~、合格発表日3/1~/10
中期:試験日3/12~、合格発表日3/20~/24
後期:試験日2/25~、合格発表日3/1~/10
まず大前提として、各大学・学部・学科によって、課される試験科目・配点が大きく異なります。志望校の入試要項をよく確認して、どの科目にどのくらいの学習量を割けばよいのかを意識しながら計画立てをしておきましょう。
私立大学の個別試験と比べ、記述問題の問題数が圧倒的に多いのが、国公立大学の2次試験の最大の特徴です。求められる文字数などは大学によってさまざまですが、いずれにせよ選択肢が用意された問題よりもさらに本質的・体系的な理解が必要となってきます。
しかし、いきなり記述問題を解き始めるのは、あまり得策ではないでしょう。選択式の問題が解けるようになっていなければ、記述問題を解くのに十分な力が身についているとは言えません。その意味で、まずは練習台として、基礎的な力を確認させる選択式の問題を演習するとよいでしょう。国語や社会科目においては、ある程度解けるようになってきたら、選択肢を見る前に自分なりに答案を作成しておいて、正解の選択肢と見比べると、何を要点として書けばよいのか、ということが非常によく理解できます。
国公立大学を志望する受験生は、共通テストの得点力を上げることはもちろん、記述力を身に付けるための勉強も、夏休みの学習計画に盛り込んでおくと良いでしょう。
それでは、有意義な夏休みを!
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